そもそも私たちが飲んでいる日本酒とは何なんでしょう?
焼酎と日本酒は違うのはわかるけど、何が違うの?と聞かれたらすぐに答えられない…。
そんな方のために、まずは日本酒とは一体何者なのかを勉強しま酒(しましゅ)!
まずは「酒」というものは3つに分けられます。
・醸造酒
・蒸留酒
・混成酒
その中で日本酒は醸造酒の中に含まれます。醸造酒にはビールやワインも含まれます。
蒸留酒には焼酎、ウイスキー、ブランデー、ジンなどが、混成酒にはみりんやリキュールが含まれます。
みりんもお酒なんですね!元来、みりんは食用酒として飲まれていたものです。
みりんが食用酒としてもっと台頭していたら、saketakuでも「毎月みりんをお届け!」になっていたかもしれませんね(笑)
醸造酒の中に清酒というカテゴリがあります。
酒税法で細かく分類・定義されているのですが、簡単にいうと
・アルコール22%未満
・米、米こうじ、水を原料として発酵させて、こしたもの
というものが清酒になります。
その清酒の中に日本酒が含まれます。
定義は
原料の米に国内産米のみを使い、かつ、日本国内で製造された清酒のみが、「日本酒」を独占的に名乗ることができる
というものです。これは平成27年12月に国税庁が発表したもので比較的新しい定義です。
海外産の日本酒というものもよく耳にしますが、海外産のものは日本酒とは名乗ることは出来ず、清酒となります。
日本国産の米を使って作られたものでも清酒となります。
ということで、まとめると日本酒とは
「日本国産米で国内で作られた清酒であり、醸造酒であり、酒である。結論、美味しい。」
ということになります。
海外の場合、sakeかJapanese sakeの違いなので、それほど影響はないのかもしれません。
日本酒のラベルなどには日本酒と記載されているのですが、よくよく見ると清酒と記載されているものも多いです。
これは全てが「むむ!これは日本酒ではない!!外国産だ!!」と言うわけではなく、
昔から特に変えることなく、日本酒と記載しないで清酒と記載されているだけの場合が多いです。
今後、海外産の清酒が増えてくると、差別化するために日本酒としっかり記載される日も来るかもしれません。
皆さんも家にある日本酒、、いや清酒、いや、、醸造酒のラベルを見ていただいて、 日本酒と書いてあるか清酒と書いてあるか、ぜひチェックしてみてください!