saketakuを運営する日本酒応援団とは?コンセプトや活動内容をまとめてみた

今回より「saketakuをもっと詳しく知ってもらおう企画」をはじめます。その第一回目としておすすめ日本酒が届く日本酒の定期便サービス「saketaku」運営元である「日本酒応援団」について、詳しくご紹介したいと思います。

日本酒応援団とは

私たち日本酒応援団は、「日本酒のあるライフスタイルを、世界中に。」というコンセプトで2014年末に創業された会社です。

メンバーは、ITベンチャー企業を立ち上げた人や、金融系、デザイナー、東京農業大学、大手広告会社、日本酒のソムリエ資格を持つ者、海外滞在経験の多い人などバックグラウンドが多岐にわたっています。一見背景がバラバラに見える人たちで構成されていますが、ある共通項があります。

それは、

日本酒が大好き

だということ。

その道に長けた個性豊かなメンバーが、共通する1つのテーマ(日本酒)の元集まり、「どうすれば日本酒はもっとたのしく・わかりやすくなるのか」を深く話し合い、日本酒の開発・製造・販売をしています。

実際なにをやってる会社なの?

「急に日本酒が大好きといわれましても。。」と、お思いのことと思います。わかります。

では、日本酒応援団は一体何をやっている会社なのか、具体的にご紹介します。

ちょっと珍しいビジネスモデル

日本酒応援団「Art of Sake」

私たちは、日本酒における製造から販売までのプロセスを一気通貫して担っています。1県1蔵の酒蔵さんとパートナーシップを結び、蔵の稼働していないタンクを使って新しい日本酒を仕込み、独自の方法で世界中の飲み手に届けています。

「日本酒は酒蔵がつくるもの。つくった日本酒は流通が売るもの。」

これがよく言われる業界内での常識です。しかし、私たちは製造の大切さを強く感じるからこそ、日本酒造りにも深く関わりを持ちます。

業界としては珍しい取り組みですが、一般的に見ると実は身近な形だったりします。例えば、ユニクロやAppleなどの業態。自社では工場を持たず、製品の企画及び販売のみを行い、製造は信頼のおける専門家にお願いするというスタイルです。(具体的には製造小売やSPAといわれるビシネスモデルです。)

しかし、それらの企業と1点違うポイントがあります。

それは、

自分たち自身が製造に深く関わる こと

私たちは、ただ酒蔵さんに製造委託をして、瓶にラベルだけ貼って日本酒を売っているのではありません。

私たち日本酒応援団は、日本酒造りにおける製造のほぼすべてのプロセスに関わり、自社製品を手がけています。10月から3月の寒い時期に行われる「日本酒の仕込み作業」はもちろん、日本酒を醸すのに必要な酒米の田植えや稲刈りにも全社員が参加します。そして、日本酒の持つポテンシャルを最大限引き出すべく、自社プロダクトの設計・企画・販売を行っています。

文字通り「川上から川下まで」を自分たちが体感するからこそ、日本酒の持つ語られざるストーリーを「飲み手」である皆さまにリアリティを持ってお伝えできる、と強く思っています。飲み手としての目線はもちろん、イチ造り手としても日本酒に対する造詣を深めつつ、その全プロセスに責任を持って取り組んでいます。

製造に関わっていると、やはり「地方の小さい酒蔵の撤退」や「限界集落の人手不足」なども耳に入ってきますし、実際よく目にします。

私たちの活動が、少しでもそういった日本酒業界全体の底上げになればと願って活動しています。

日本酒応援団の2つの事業

日本酒応援団には、主に2つの機能があります。それは「つくる」「とどける」機能です。それぞれの機能で、趣向を凝らしたユニークな日本酒体験を提供しています。

つくる

日本酒応援団「地域をまたぐ、日本酒の楽しみ方」

「1県1蔵」というテーマで、「地域の特性:テロアール」を引き出したブランドを展開しています。現在4県4蔵での展開をしていて、2018年度はさらに3つの地域が新たに仲間入りします。

KAKEYA 島根県 竹下本店

島根県掛合町で醸された日本酒「KAKEYA」
島根県掛合町で醸された日本酒「KAKEYA」

島根県は雲南市掛合町にある「竹下本店」にて醸している日本酒です。島根県は水がとてもきれいで、中でも掛合町の地下水は素晴らしい美味しさです。第一回目の日本酒造りがこの「竹下本店」との取り組みで、私たちにとってとても思い入れの深い日本酒です。

NOTO 石川県 数馬酒造

石川県能登町で醸された日本酒「NOTO」
石川県能登町で醸された日本酒「NOTO」

石川県は能登町の「数馬酒造」にて醸されている日本酒です。世界農業遺産にも選ばれた地でつくられる無農薬無肥料の酒米を使い、新鮮な海産物に合う日本酒を醸しています。(特に地元で取れる「寒ブリ」や「新鮮なイカ」にすっごく合います。)

KUNISAKI 大分県 萱島酒造

大分県国東町で醸された日本酒「KUNISAKI」
大分県国東町で醸された日本酒「KUNISAKI」

大分県は国東町にある「萱島酒造」にて醸されている日本酒です。「甘みは旨味」という九州らしさを引き出した、コクのある日本酒です。「すき焼き」や「うなぎの蒲焼」なんかに合わせると最高以外の言葉が思い浮かびません。

AGEO 埼玉県 文楽

埼玉県上尾市で醸された日本酒「AGEO」
埼玉県上尾市で醸された日本酒「AGEO」

埼玉県は上尾市にある「文楽」にて醸されている日本酒です。埼玉は日本酒のイメージがないと言われますが、実は醸造量は全国で4位。白い花や白桃、すこしチョコレートも感じられる上品な甘みを携えた日本酒です。ぜひ、メロンなどのデザートと一緒に飲んでいただきたい一品です。

とどける

「つくる」に特化してしまうと、ユーザの声が耳に入ってこず、「求められないもの、ユーザのニーズに合わないもの」をつくってしまいがちです。私たちは、飲み手と限りなく近い距離で対話し、フィードバックを集め、日本酒づくりやsaketakuの開発・改善に活かしています。国内外で、様々な展開を行っていますので、その一部をご紹介いたします。

国内での取り組み

国内での取り組みは主に「飲み手とのコミュニケーション」と「企業とのコラボレーション」に分けられます。

飲み手とのコミュニケーション

COREDO日本橋での期間限定ポップアップショップ
COREDO日本橋での期間限定ポップアップショップ

飲み手とのコミュニケーションでは、主に日本酒の背後にあるストーリーを届けています。例えば、日本橋コレドにて期間限定のポップアップショップを開催したり、国連大学前で開催されるファーマーズマーケットにて毎週末店頭販売を開いたり。ボトルやラベルだけでは伝わらない、日本酒の魅力をお伝えします。

企業とのコラボレーション

髙島屋さんとのコラボレーション商品
髙島屋さんとのコラボレーション商品

企業とのコラボレーションでは、日本酒とは全く異なる業種の企業の問題を、日本酒を通して解決するお手伝いをしています。例えば、一緒に取り組ませていただいている「髙島屋」では、百貨店のバイヤーさんが一次産業である田植えから酒造りまで一気通貫して参画し、私たちとともに新しい髙島屋限定ブランドをつくっています。また、アメリカの「スタンフォード大学」とは毎年学生をインターンとして招き入れ日本酒文化を学ぶ場所を提供していたりします。他には、様々な産地の水産品を提供する魚屋さん「サカナバッカ」や「東急ホテル」、「ジャガー・ランドローバー」、「TED Conference」、「Airbnb」など、様々な企業とのコラボも行いました。

日本酒の海外展開

Sake Day in San Fransisco

アメリカや香港、シンガポール、ベトナムなどに日本酒を販売しています。コネも何もないところからドブ板営業をして開拓した「アメリカ」は特に比重が大きく、毎年10月1日の「日本酒の日」に開催されるイベントには毎年出店し、現地の方々との交流を絶えず行っています。今後も海外展開は力を入れていく次第です。

日本酒の定期便サービス「saketaku」

美味しい日本酒の定期便サービス「saketaku(サケタク)」
美味しい日本酒の定期便サービス「saketaku(サケタク)」

やっと登場!おすすめ日本酒の定期便サービス「saketaku」です。

美味しい日本酒の定期便サービス「saketaku(サケタク)」

私たちは、「とどける」機能としてのsaketakuにとても力を入れています。

理由は主に以下の2点です。

  1. 知名度の高い銘柄以外の日本酒も知ってほしい
  2. 日本酒の持つ魅力を最大限味わって欲しい

知名度の高い銘柄以外の日本酒も知ってほしい

大手のお酒や雑誌やテレビで取り上げられた日本酒は自ずと人気になります。人気銘柄は美味しいです。しかし、地方の小さい酒蔵の造る日本酒と比べて、そこまで大きな差があるのでしょうか。私たちは、決してそうではないと確信を思っています。メディア露出している銘柄は、1%にも満たない日本酒です。ぜひ残りの99%の日本酒にも目を向けていただきたいと思っています。

日本酒の持つ魅力を最大限味わって欲しい

さらに、私たち日本酒応援団は「日本酒をもっとわかりやすく・たのしいものにしたい」と思っています。

例えば、知識や経験がないと美味しい日本酒を選ぶのは至難の業です。ただシンプルに、美味しい日本酒を飲みたい人に、そんな「知識」や「経験」を求めるのはお門違いだと思っています。

さらに、勇気を出して手に取った日本酒が口に合わなければ、日本酒に対してネガティブな印象を与えかねません。

そこで、座学の知識だけではなく、実際の酒造りにも精通した日本酒の専門家である私たちが、飲み手に寄り添う形で日本酒の魅力を紐解きながら、美味しい日本酒をご紹介する責務があると感じています。

「なぜこの味になるのか」「なぜこの色なのか」「ペアリングは何がいいのか、その理由は?」「合わせるべきグラスは?」「おすすめの温度帯は?」「造り手の人達はなぜこの味にしたの?」「どういう地域でつくられたの?」など。

飲み手にとっての 専属日本酒ガイド となって、
ディープな日本酒の世界をご紹介できればと思っています。

お届けする銘柄のテイスティングノート。味わいの変化や、温度帯、うつわの記載もあります。
お届けする銘柄のテイスティングノート。味わいの変化や、温度帯、うつわの記載もあります。
テイスティングノートの詳細
テイスティングノートの詳細

サービスの内容や詳細については、また回を改めて詳しくご紹介させていただきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。すごく長くなってしまいましたので数回に分けてご紹介していきたいと思います。

ぜひ、いい会社だな!とおもったらシェアしていただけると嬉しいです。

saketaku編集部

「美味しい」を徹底的に深掘りするのが、saketaku式の日本酒道。当サイトでは、飲み手目線を貫きながら、なおかつ具体的な理論や技法にこだわり、その手法やノウハウを惜しみなく提供していきます。酒米・酒造りの現場に入り、毎年欠かさず日本酒造りを行う日本酒愛溢れるメンバーで構成されています。

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