あなたの地元の味は?全国津々浦々の日本酒の特徴をまとめてみた

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北は北海道、南は沖縄まで。日本酒の地域ごとの特徴を、まとめました。是非新しい日本酒を買う際にご活用ください。 なお、地域の特徴と言いましても当然蔵ごとに味は違いますので、一つの目安としてお使いくださいませ。

 

北海道:海や畑の産物が豊富で、味の宝庫。酒は辛口スッキリタイプが多い。

青森:線の細いやわらかな酒。
岩手:南部杜氏の本拠地。スッキリさわやかな味わい。
宮城:三陸の海の幸はしっかりした味わい。辛口の酒が合う。
秋田:いぶりがっこなど、保存食が豊富。やや甘口で繊細な酒が合う。
山形:米どころ、牛肉の産地!!豊醇な酒がうまい。
福島:深みのある味わいの中口酒がうまい。

茨城:海と水郷、淡麗辛口のスッキリ系。
栃木:製造業で江戸を支えた地。淡麗辛口のさっぱりした酒。
群馬:山間地ならではの料理に合う、甘口の酒。

東京:濃醇辛口で、ボディーのしっかりした味わい。
千葉:酸味の冴えたスッキリ酒。
山梨:保存食の海の幸と山の幸が豊富。苦味が冴える辛口酒。
長野:山の幸、川の幸に合う濃醇旨口の酒。
新潟:濃醇甘口の昔ながらの酒から、スッキリさらりとした辛口まで楽しめる、酒の宝庫。

富山:雪深い北陸。ふっくらとした飲み飽きしない酒。
石川:北陸の小京都。濃醇な加賀酒が好まれる。
福井:若狭港の豊富な魚に、旨口の濃い酒が合う。

岐阜:新鮮、淡泊な川の幸には、淡麗な酒を。
静岡:幻の酒が多い、海の幸とともに志太杜氏の技が冴え渡る。
愛知:味の濃い料理が多い地域。原酒や濃醇な味の酒が合う。
滋賀:琵琶湖の幸には、やや甘めの酒を。
和歌山:温暖で山に海に食宝庫は、豊かな旨口の酒。

京都:銘醸地伏見の酒は、上品な味つけに花を添える。
大阪:味道楽、食道楽の地、中辛口の旨酒が好まれる。
兵庫:山田錦の産地では、濃醇旨口酒が主流。
奈良:歴史ある奈良酒は淡麗中辛口が主流。

鳥取:日本海の幸には、すっきり辛口。
島根:歴史ある銘醸地、個性的な酒が目立つ
岡山:瀬戸内海の魚には、やわらかな味の酒を合わせたい。
広島:女酒と呼ばれる広島酒は、まろやかで、香り高い甘口。
山口:淡麗な日本酒で新鮮な魚を食べる。

香川:さらっとして、きめ細やかな酒の宝庫
愛媛:主流は広島系女酒。すっきりとした甘口酒
高知:荒削りの淡麗辛口酒

福岡:遅いスタートの酒造りは、きめ細やかな口あたりのソフト熟酒。
佐賀:江戸時代に酒造りが奨励されたため、様々な酒質のものがある。
長崎:異国の酒が入ってくる国は、マイルドな酒が主流。
熊本:清酒造りに出遅れた熊本は、研究熱心できれいな酒を造る。
沖縄:泡盛圏が清酒の歴史に参加。

 

saketakuは全国津々浦々を旅するようにお酒をお楽しみいただける日本酒の定期便です。 全国の蔵を回ってみたいけど時間もお金もないという方は、是非ご利用ください。毎月異なる地域の味をお楽しみいただくことができますよ。

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