発泡性の日本酒とは?スパークリングとは違うの?

 

発泡性の日本酒とは?スパークリングとは違うの?|saketaku

 

発泡性のある日本酒を飲んだことがある、もしくは気になっているという方が多いと思います。

初めにお伝えしておきますが、発泡性の日本酒もスパークリング日本酒もどちらも変わりません。

それを念頭においていただきながら、読み進めてみてくださいね。 

発泡性の日本酒の開け方

 

発泡性の日本酒にはよく「開栓注意」、「開栓するときには噴きこぼれにご注意ください」などといった注意書きがあります。スパークリング日本酒は端的に言えばアルコール分のある炭酸飲料なので、炭酸ガスが封入されていることから開けるとガスが出てきて噴き出してしまう可能性があるのです。

 

そのため、発泡性の日本酒を開けるときにはコツがあります。後ほど詳細をお伝えしますがガス抜きと言われる方法で炭酸ガスを抜いてしまい、瓶の内部と外気の圧力が同じになるようにしましょう。ガス抜きをしないで開けると瓶の内部の圧力の方が高いので、一気にガスが噴き出して泡とともに日本酒もこぼれてしまいますが、圧力が外気と同じになってしまえば問題がなくなります。


大抵の発泡性の日本酒はねじ式のキャップになっています。ガス抜きをするときにはねじを少しずつ緩めていき、プシュっという音がする瞬間まで緩めたらキュッと一度締めます。そして、また緩めて締めるというのを繰り返してガスが出てくる様子がなくなったら終わりです。近年はねじ式のキャップでもいくつかタイプがあり、上フタに穴が開いているタイプ。穴には硬いプラスチックと柔らかいビニールのような2タイプがあり、ビニールの場合にはペンなどで穴を開ける必要があります。

 

このようにして少しずつガスを出すようにすれば噴きこぼれてしまうことがありません。ただし、ガス抜きをする前には必ず瓶ごとしっかりと冷やし、1時間以上冷蔵庫で静置しておきましょう。温かいとガスが出やすく、振動を与えた直後だと泡が出やすくなります。そのため、このように丁寧なガス抜きをしても発砲するように噴きこぼれてしまうリスクが高くなるのです。

 

スパークリング日本酒は甘口?

 

スパークリング日本酒は、にごり酒を殺菌しないで活性化したものやシャンパンをイメージして開発されたものもあります。どちらかと言えば、女性が飲みやすいと感じるタイプに仕上げることが多かったため、低アルコールでアルコールの香りを感じずらい味のものが多い印象でした。現在でも次々に新しいスパークリング日本酒が開発されてきていますが、その多くが甘口に仕上げられています。

 

フルーティーで香り高く作られていて、甘味と酸味のバランスを整えたものが主流です。その香りや甘さ、酸味のバランスによって独自の風味を生み出しつつ、シャンパンやスパークリングワイン、サワーなどのようなイメージを持たせるようにできています。ただ、スパークリング日本酒は必ずしも甘口ではなく、中には辛口に仕上げられている銘柄もあります。


同じ銘柄で「ドライ」と銘打って甘さを控えているスパークリング日本酒もあり、飲み比べてみると華やかな香りを保ちつつ甘さが際立たない落ち着いた仕上がりになっているのに驚くでしょう。

 

もともと辛口の日本酒を醸している酒造が辛口スパークリングという形で製造しているものもあり、新潟などで伝統的な淡麗辛口で発泡性の日本酒も楽しめます。

 

シャンパンにも辛口のものがあるのと同様に、スパークリング日本酒にも辛口ですっきりとした味わいのものもあるので、甘口は苦手な人も挑戦してみましょう。まだ種類は多くありませんが、だんだんと辛口のスパークリング日本酒を醸す酒造も増えてきています。

 

発泡性の日本酒とは?スパークリングとは違うの?|saketaku

発泡日本酒に合うおつまみは?

 

発泡日本酒は乾杯のときに飲むお酒をイメージして開発する酒蔵もあるほどなので、おつまみも前菜に食べるようなものが合いやすくなっています。甘口か辛口かによって違いはありますが、例えばチーズはどちらにも合います。

 

チェダー、ゴーダ、パルメザンなどのさっぱりとしたタイプのチーズから、ミモレット、パルミジャーノ・レッジャーノ、コンテなどの旨味の多いタイプまで合わせやすいですよ。

 

炭酸が含まれている日本酒は、炭酸自体が酸味を感じやすいので酸味のある野菜とも調和します。トマトサラダやヨーグルトを利かせたドレッシングのシンプルなサラダも良いでしょう。生ハムもよく合うことから生ハムとアボカドとトマトのサラダも良いと思います。

 

スパークリング日本酒の賞味期限は?

 

スパークリング日本酒の賞味期限は考え方によって二通りあります。炭酸ガスが抜けてしまうと賞味期限だという考え方と、本当に味が変質してしまっておいしく飲めなくなったら賞味期限だという考え方です。

 

スパークリング日本酒は瓶内発酵で炭酸ガスを溜めたり、炭酸ガスを外から封入したりして製造されています。ただ、中身はもともとおいしい日本酒なのでガスが抜けてしまった後でもおいしい銘柄はたくさんあります。炭酸が抜けると酸味を感じづらくなるので、抜けた分甘さが強くなってくるように感じるでしょう。

 

炭酸ガスが抜けたら賞味期限という考えでは、冷蔵庫で保存しても1日か2日程度になりますが、味が落ちてしまうまでという解釈をすれば冷蔵保存なら1ヶ月は大丈夫です。常温保存の場合にはすぐにガスが抜けてしまうので当日中に飲むようにしましょう。


未開封のままのスパークリング日本酒を冷暗所に保存すれば3か月から半年くらいはガスが残っている状態で飲めるでしょう。冷蔵庫ならガスが抜けにくいので1年くらいは問題ありません。ガスが抜けても良いのなら冷暗所の保存で半年から1年くらい、冷蔵保存で1年~2年くらいです。ただし、貯蔵が進むほど旨味成分は多くなるので、甘味と旨味などのコクが増えることは頭に入れておいてください。

 

火入れをしていない発泡性の生酒の場合にはガス抜きキャップで販売されているとどんどん炭酸が抜け、味の変化も早くなります。冷蔵庫で保存することが必要で、ガスの有無によらず3か月から半年で飲むようにしましょう。

 

プレゼントにもスパークリング日本酒!

 

スパークリング日本酒はプレゼントにも最適です。誕生日や結婚式、昇進祝いや開店祝いなどのお祝いのシーンではパーティーを開くことが多いでしょう。発泡性の日本酒はその乾杯の飲み物として提供される機会が多いためです。

 

乾杯は発泡性のアルコールが良いという文化は世界的に広がっていて、海外ではお祝いのときにはシャンパンを開けることが多くなっています。カジュアルな乾杯ではビールを選ぶ文化が主流ですが、心を込めたお祝いをするときにはシャンパンを贈るのがマナーと考えられている国は少なくありません。スパークリング日本酒を贈るのはその日本バージョンと考えることができるでしょう。


スパークリング日本酒は大きなパーティーシーンでも家族くらいの規模の小さなお祝いのシーンでも楽しめます。大会場での懇親パーティーというようなときでも、一人で飲み切れるような小さなボトルのスパークリング日本酒があるので、一本ずつ開栓して配布して皆で瓶を片手に乾杯をするのは一興でしょう。

 

家族くらいの規模なら四合瓶のスパークリング日本酒を開けてじっくりと食事を楽しみながら飲むのも、小さめのボトルで一口ずつ飲んで乾杯だけすることもできます。プレゼントとして贈ってパーティーではなく家庭で飲んでもらうのも良いでしょう。小瓶でも販売されているのはシーンを選ばずに使えるという点で優れています。

 

まとめ

今回は、 発泡性の日本酒とは?スパークリングとは違うの?というテーマで、味わいやペアリングなどにも触れました。あまり飲んだことがないという人もこの記事を読んで興味がわいたのではないでしょうか。

 

ぜひ一度飲みながら、じっくり読んでみてくださいね。

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