結婚祝いにおすすめの日本酒とは?

結婚祝いにおすすめの日本酒とは?



 

結婚祝いのプレゼントにお酒はあり?マナーは?

 

「お酒好きの二人だから、結婚祝いのプレゼントにお酒を贈ろう!」と思いついたものの、果たして結婚祝いにお酒を贈るのはどうだろう?と気にする方もいるかもしれません。

 

ですが、結婚祝いのお酒は喜ばれることが多い印象です。古くはお神酒として神聖で縁起の良いものとされていたお酒は、現在でもお祭やお祝いごとには欠かせないものです。喜びや幸せを分かち合うという意味で、1本のお酒をみんなで回し飲みするという風習も連綿と続く地域もあるようです。

 

そこで大切になるのはお酒を贈る際のマナーです。まずはなるべく相手の好みのお酒を選ぶこと。苦手なお酒だとせっかくもらっても困ってしまいます。そして次に値段です。相手との関係性にもよりますが、お祝いの相場に応じてお酒の値段も決めるようにしましょう。

 

ワインや日本酒などは値段の幅が広いので選びやすいかもしれません。ビールは価格が低い分グラスとセットのものや、なかなか手に入らない特別なものなどがおすすめでしょう。新郎新婦がそれぞれ好きな種類を組み合わせたセットも喜ばれそうです。渡す時期も一般的な結婚祝いと同じように挙式の2か月くらい前から、遅くても1週間前までには手元に届くようにすると良いでしょう。

 

お酒好きの二人には日本酒で決まり?

 

おめでたい儀式やイベントには必ずといっていいほど登場するのが日本酒ですね。お正月のお神酒や鏡開きなど祝い事の重要アイテムとして日本酒は欠かせません。日本酒の原料であるお米も縁起の良いものとされています。また、日本酒の銘柄銘にも縁起の良い名前がついているものが多いのです。

 

「鶴」「亀」「鯛」「寿」「春」「祭」など祝う気持ちを込めやすい単価が揃っています。「富士山」「恵那山」など自然の名前がついている日本酒も多く存在し、地域の風土を色濃く出した日本酒でも喜ばれるのではないでしょうか。漢字の意味や言葉をとても大切にしてきた日本ならではの、縁起の良い贈り物の1つが日本酒です。

 

また、結婚したばかりの新居には人を招く機会も多いかもしれません。みんなで会食する場合、やはりお酒があると更に喜んでいただけそうですね。振る舞い酒として飲んでもらうにも特別な日本酒は相応しいものではないでしょうか。

 

かつては日本酒といえば年配の男性が飲むイメージでしたが、現在は幅広い味わいの日本酒が作られていて、女性や若い人にも好まれやすく飲みやすいお酒も増えています。食事にも合わせやすく、和食だけでなく、中華料理やイタリアンなどいろいろな食事に合うバラエティー豊かな日本酒が甘口・辛口を含めて酒蔵さんは素晴らしい日本酒を開発しています。日本酒そのものが幅広い年齢の人たちに受け入れられやすくなっています。

 

名前入りにもできる?お祝いのお酒の選び方

 

誕生日や記念日などの名前入りのギフト商品も多く、日本酒も当然名前入りが可能です。名前や写真を入れて特別なラベルにするだけではなく、瓶そのものに彫刻するなど、ギフト仕様は個性的でバラエティー豊かになっています。名前を入れると飲んでしまった後でも、記念品として残しておけるのも嬉しいポイントかもしれませんね。

 

インテリアとして飾っても美しいデザインのものも好まれます。また、日本酒の名前自体も縁起の良いものを選びたいですね。「鶴」「亀」「祝」「寿」「祭」などおめでたいイメージを漂わせた名前はたくさんあります。中でも多く使われているのが「福」の文字ではないでしょうか。

 

気をつけたいのは、結婚祝いや結婚式でのスピーチでNGとされている物や言葉を連想させる名前の日本酒です。「切る」「離」「戻」などや、それを連想させる「刃物」「鏡」、縁起の悪いとされている「四」「九」などの数字も含めると意外に多く存在しています。

 

たとえば「剣」や「刀」の字が入っている日本酒などは「刃物」「切」を連想させるので気を付けた方がいいでしょう。でも力強くかっこいいイメージと人気ですし、父の日など男性へのプレゼントにおすすめの名前の日本酒です。また、たとえ縁起があまり良くなくても本人たちが「気にしない」「好物だから」とリクエストされたら問題ないですね。

 

結婚祝いのお酒、熨斗(のし)は必要?

 

贈るものが日本酒以外だとしても、結婚祝いに熨斗(のし)は必要です。正式なお祝いであるということを伝えるために欠かせないのが熨斗になります。

 

水引は一度結ぶとほどけない「結び切り」か「あわじ結び」の形で、色は紅白か金銀を選びます。表に書く文字は水引の上に「御結婚御祝」と書くのが一般的ですが、「寿」や「御祝」でも良いようです。気を付けなければいけないのが「結婚御祝」という文字。どこがいけないのかというと、文字の数が四文字で縁起が悪いというわけです。下には送り主の名前を書きます。相手の名前を書いてしまうという間違いが起こりうるので気を付けましょう。

 

夫婦で贈る場合は、性の下の右に夫の名前、左に妻の名前を書きます。友達や会社の同僚など連盟の場合は代表者だけではなく、全員の名前を書きますが基本は3名まで。大勢の場合表書きに「○○一同」などと表記して、個人の名前を書いた紙を中に入れます。

 

また、プレゼントで華やかさを出すためリボンをかけたいと思うかもしれません。しかしリボンはNGです。理由は結び方になります。引っ張るとすぐにほどけてしまい、何度でも結び直すことができるからです。水引きの「蝶結び」もリボンと同じ意味を持っていますので、結婚祝いには使いません。何度でも繰り返してよいお祝い事である「出産祝」「長寿の記念」「お年玉」などに使われます。

 

結婚祝いにおしゃれな日本酒

 

昨今の日本酒のラベルは、ブランドのリニューアルタイミングなどでおしゃれになっています。ラベルにつられて買ってしまうことを“ジャケ買い"と言い、日本酒にも当てはまるためおしゃれで個性的なラベルを5種ご紹介いたします。

 

1つめは女性にウケそうなかわいいネコラベルの日本酒で「近江ねこ正宗」、「萩野の鶴夕涼みネコラベル」など豊富に存在しています。

 

2つめはその日本酒の特徴を表したものです。「No.6」は新政6酵母を表現したもの。秋田の幻の酒米を利用した「まんさくの花 星あかり」は、金色のラベルに小さな星が1つのシンプルで美しいデザイン。

 

3つめはラベルと共に名前が変わっている日本酒で、「こぴりんこ」、「オレの出番」、「うとうと」、「抱腹絶倒」などキリがないほどです。

 

4つめは、目を引くアートなデザインの日本酒で、「いろおとこ」はピカソの絵画のようで、「錦鯉」はボトルそのものが紅白の錦鯉のようで美しいデザイン。「伊根満開」はラベルは普通ですが、なんと真っ赤な日本酒で見た目のインパクト大です。

 

5つめは日本酒と思えない見ためやラベルが特徴です。「kinmi sake」は町の名前と土地の個性を表したイラストをあしらっています。「I LOVE SUSHI」は、お寿司と合うすっきりとした日本酒ということで、可愛い表情のお寿司たちがラベルに並んでいます。青いボトルとこのイラストを見ていると、日本酒にはとても見えません。

 

まとめ

 

今回は、結婚祝いにおすすめの日本酒とは?というテーマで、マナーやおすすめの日本酒などに触れました。

 

ぜひもう一度飲みながら、この記事を読んでみてくださいね。

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