佐賀・矢野酒造の「日本酒と実験」

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まだ暑さが残る10月半ば。

佐賀県 鹿島市の「矢野酒造」さんへ取材に伺いました。

「肥前蔵心」を醸しています。

早く話を伺いたかったのですが、まずは腹ごしらえ。

地元の定食屋でちゃんぽんをいただきました、500円! 地元の定食屋でちゃんぽんをいただきました、500円!

杜氏の矢野元英さんにお話をうかがいました。元々は「竹の園」という銘柄が代表銘柄なのですね。昔は主に熟成酒に力をいれていました。

創業は1796年
創業は1796年

矢野家に次男として生まれた矢野さんは蔵を継ぐつもりもありませんでしたが、お兄さんが継がないことになりました。

そのとき矢野さんは「物づくり」への探究心が芽生えていたことから、蔵を継承することを決意。

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熱燗も美味しいんです!

現在は、

  • 11種類の酒米
  • 5種類の酒母
  • 5種類のもやし
  • 5種類の酵母

を使い分けています。

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造り1週間前にも関わらず取材に応じてくださいました

話を伺う中でわかったことのひとつが、ひいひいおじいさんが鹿島のヒーローだったこと。

鹿島で流行していた水質汚染が原因の「鹿島熱」。

井戸を掘り当てたことでみんなが病気にならなくなったそうです。

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蔵から車で5分の石碑です。迫力〜

しっかり手を合わせてきました。

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町の発展に尽力されたのですね。

最後に矢野さんのお母さんに「ちょっとまって!」と言われていただいた「酒饅頭」。

麹と酵母のイキイキとした芳醇な香りで、とてもしっとりでした。

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やはり自分で作った酒饅頭とは段違いの美味しさでした。
 
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